各地のたより

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H25.11.26 41 虚無僧尺八・平泉に響く <岩手県支部 国久 朋繧>

11月9日、10日の両日、宗家をお招きして世界遺産平泉で「古都平泉虚無僧上山」を行いました。
初日は雲ひとつない青天。 本県と、栃木、福島、山形、宮城から約40余名、それぞれのお国がらの黒や白の装束をまとった虚無僧の群は、 平泉の浄土思想を受け継いできた先人を思い、東日本大震災犠牲者の鎮魂と復興を祈りながら、 東北本線JR平泉駅前広場を出発し、 平泉の代表的な寺院「毛越寺」まで約20分の道のりを尺八を奏でゆっくり練り歩き、 沿道では多くの観光客らが足を止めて聞き入っていました。 道中では震災復興支援の募金活動も行い、寄せられた善意は全て町の社会福祉協議会に寄付しました。 毛越寺本堂では「三谷菅垣」「下り葉の曲」を献笛。 奏でる音色が朗々と響き、境内は厳かな雰囲気に包まれました。
引き続いて宿泊の「ホテル武蔵坊」では宗家先生指導による「吟龍虚空」の本曲講習会を行い、一風呂浴びてから懇親会となりました。 懇親会ではまず高橋竹朋支部長から、参加された各位に御礼を、そして、今回の 「古都平泉虚無僧上山」は第一回目でもあり限られた範囲にご案内をしたが、来年以降は全国の竹友に呼び掛け、 平泉の秋の風物詩として充実定着させたいと思いを込め、続いて宗家先生、 三塚竹幽先生のご挨拶を頂き、田中慕堂先生の乾杯で賑やかな宴会となりました。 宴もたけなわ一段落となったところで長谷川浩鶴先生の威勢のいい三本締めとなりました。
二日目は平泉の特別史跡を観光。 往生しようとする世界(来世)をこの世(現世)に作り出したとされる毛越寺の浄土庭園や、 松尾芭蕉が「奥の細道」で「五月雨の降り残してや光堂」と詠んで有名な奥州藤原氏四代のご遺体が納置されている中尊寺等、 「世界遺産・古都平泉」の歴史をたっぷりと堪能しました。 (原文のまま)
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